パーソナルトレーニングジム心斎橋GOAL ZEROの稲森克尚です。
今日はダイエット中の糖質を摂ることの大切さをお伝えしようと思います。
皆さんダイエットをするってなったらまず何をしますか??
だいたいの人が運動するか食事制限するかだと思います。
今までのお客様にどんな食事をしてダイエットしていたか毎回聞いているんですが、ほとんどの人がとりあえず食べる量を極端に減らしたり、朝抜いたり、炭水化物を抜いたりする方がほとんどでした。
確かに食べる量を極端に減らしたり、炭水化物を抜けばある程度は落ちると思います。
ですが、そのダイエット方法だと筋肉量も落ちてしまって、基礎代謝も下がり、ホルモンバランスまで崩れてしまう恐れがあります。
そして食事を少しでも戻すと身体が省エネになっているので、すぐに元の身体に戻ってしまいます。
そうやって減ったり増えたりの繰り返しをしている方は多いのではないでしょうか?
リバウンドしにくくて綺麗な理想の身体にしていくためにはどうしたらいいのか?
それを叶えるためにGOAL ZEROでは炭水化物を抜くダイエット法はやって頂いていません!!
今からなぜ炭水化物を摂った方がいいのかを説明していきたいと思います。
【目次】
炭水化物を抜くことでのデメリット
炭水化物は身体を動かすために必要な車でいうガソリンのようなものです。
それを一切摂らないとなると身体に何かしらの変化が起きそうなのは分かりますよね?
ガソリンがないと車は止まってしまいます。
人間もエネルギーがないと生きていけないのでエネルギーとなる炭水化物が摂取されないと身体の中で筋肉と脂肪を分解してエネルギーに変えてしまいます。
脂肪が減るのは良いですが、筋肉も一緒に減ることによって基礎代謝が落ちてしまい、身体が省エネモードになります。
省エネモードになってしまうと、いつもだったら太らない量を摂取しても太ってしまったり、太りやすくなってしまいます。
糖質制限をした人がだいたいリバウンドするのはこのせいですね。
何を減らせばいいの??
糖質ダイエットはなかなか難しいことがわかったと思いますが、「じゃどうすればいいの?、何を減らせばいいの?」と思っていると思いますが、僕が皆さんに減らして欲しいのは「脂質」です。
脂質とはお肉の脂だったり、揚げ物、ケーキ、お菓子などいろんな美味しいものに含まれていますが、なぜ脂質を減らすのがいいのか説明していこうと思います。
脂質を減らすメリット
まず脂質とは身体のエネルギー源になるだけではなく、皮下脂肪として身体をクッションのように守ったり、ホルモンや遺伝子の材料、栄養素の吸収や運搬、体温調整、栄養素の合成や貯蔵などさまざまな役割を持ちます。ですが、タンパク質、炭水化物は1g=4Kcalに対して脂質は1g=9Kcalもあり、倍以上変わります。
なので、脂質は身体に必要不可欠なものですが、摂りすぎるとカロリーも高いので、肥満の原因になります。
1日に摂って大丈夫な量は男性が60〜90g、女性が45〜65g程度だと言われています。
でもだいたいの人がこの量をオーバーしてしまって脂肪に変わっています。
1g9Kcalあるので少し減らすだけで、1g4Kcalの炭水化物の2倍以上減らしたことになるので、食べる量をそこまで減らさなくても摂取カロリーをかなり落とすことが可能です。
なので、揚げ物じゃなく焼いたり茹でてみたり、お肉も脂が多いのじゃなく赤身や鶏胸肉、ササミなど脂質の少ないものに変えてみたり、食べ物の質を変えるだけでかなりのカロリーを減らすことができ、ダイエットも上手く進んでいきます。
食べる量も極端に減らさなくてもいけるので、空腹でストレスが溜まったり、続かない心配は減ります。
なので糖質は摂りすぎない程度に摂りながら、脂質を意識して減らしていけば、筋肉を落とすことなく、健康的にリバウンドしにくい身体にすることが出来ます。
まとめ
糖質は一回の食事でおにぎり一個分、お茶碗にしゃもじ1回分ぐらいの量を目安に摂りつつ、脂質を意識して減らしていけば痩せていきます。ですが、極端に制限しすぎると続かない原因になるので、月に2回ぐらい好きなものを食べてもいい「チートデイ」を作ってあげるとストレスも少なくダイエットしていけますし、チートデイまで頑張ろう!と身近な目標が出来るので、継続しやすくなるので是非やってみてください。
GOAL ZERO
稲森克尚